人生楽しく生きたほうがいい?

昨年3月に就職した息子がいます。
中途入社ということもあり、仕事に慣れるまでには
ずいぶんと、忍耐の日々を送っていたようでした。
朝出社して、帰るのはほとんど夜中・・・・
はじめの頃は、“続くのかなー“と心配もした私でしたが、
3ヶ月が過ぎ、半年が過ぎ、一年が過ぎた頃、
その時々に悩んでいたこともまわりの方々にも支えられ、乗り越えて
なんとか一人前?らしき仕事ぶり・・・になってきたようでした。

しかし、慣れてくればそれなりに、今度はもっと深い視点で考えるようになります。
彼も、第2弾のスランプ時期を迎えていました。

“金があって、自由にすごせて、楽しく生きたほうが得じゃー“とすてばちに言っていました。
そんな時起ったあの“小室事件“。
一時期は、100億の資産とも言われた人が、今は詐欺罪で逮捕という事実。

“それはそれで、その時は、才能が開かれて幸せじゃったじゃろ“と息子は言います。

“でも、才能もお金も、自分を磨くということを忘れたら、絶対的幸福とは成りえない。“
と、私は言いました。

“ふーん、もうええわ。寝る“。

これで、昨夜の会話は終わったわけですが、

本当の楽しみを、生きがいを実感するのも自分。
その自分をみつめ、日々磨く努力を続けるかどうかも自分にかかっている。

スランプを抜け出しつつあるらしい息子を、ただただ“ガンバレ“という思いとともに
日々を大切にして欲しいと祈ることしか、親にはできないのだけれど、
二度と還ってこない今という時を、悔いなく生きて欲しいと思います。

今日も、姪から届けられたお花。
今は、元気に頑張る彼女も、またその思いを向ける大切な一人です。