完成度と満足度。

お客様から求められる完成度。そして、満足度。
車の使用度、使用目的、修理費用等によってそれぞれ修理内容は大きく異なってくる。
お客様と、こうしたらこうなる、こういう場合はどうしますか?と、
いろいろと、ご相談しながら、確認をしながら、完成度を探りあい、
その上で、満足していただけるのかどうか?と、
お互いに伝えあっていくことの大切さを、日々の煩雑さの中で忘れていたのでは・・と反省する。
めんどくさいとか、時間がかかるとか、連絡がつかず仕事がストップするとか、
こちらの都合を言えばきりがないし、そこに誠意はない。
それは、自己都合のみ優先させているに違いないとも思う。

何の説明もなく、求める完成度にはるかな格差があれば、
そこで大きなトラブルの原因となる。
お互いの理解のうえで、最大の努力をしたならば、何も恐れることはないし、
誇りを持って完成しましたとお伝えできるだろうし、お客様の喜びもある。
だから、きっとそこには、感情のトラブルも発生しない。
寝付かれぬ夜を過ごし、いろいろ考えた。
今回学んだことは、仕事を請けたこちらが、
胸をはって“ご相談のとおり、できました“といえる仕事をしたのかどうか?
ということ。
説明することもなく、確かに、これくらいならという甘えや手抜きがあったのではないか
ということ。

自身が喜びと活力ある気持ちで、大切な一日を、仕事に打ち込むことができたなら
そこに、お客様の喜びも重なってくるに違いない。
昨日、1ヶ月前に修理をさせていただいたお客様から、身にあまるお礼の言葉をいだいた。
“また、お願いしますと“・・・。
そして、ご近所の先日新入学されたお子さんのお母さんが、突然、ドリンク持参で来社。
“暑くなるけど、頑張ってください“と・・・。
こうした励ましをくれる家族、友人、スタッフ、そして古くからのお客様に
これほど、ありがたいと思ったことはない。
そして、どういう状況にあっても、心の支えとして味方であってくれる方を
持てた自分がどれほどありがたいことか・・・。

さあ、良い結果を残すために、スタートを開始しよう。
今日見上げた山々の緑は、本当にきれいな新緑だった。