2月。

1月は往く。2月は逃げる。3月は去る。
この言葉どおり、歳をとるごとに、時の流れは早い。
2月もまた、あっという間に過ぎていくのだろう。

お正月に帰省できなかった娘が、就職の話しや、引越しの話しで
京都から帰ってきたものの、
月末とも重なり、なにかとバタバタした週末だった。

親の思いと子供の思い。
いつ接点ができるのか、線路のように平行線のままなのか
歳を重ねるごとに、ゆるやかに寄り添っていくものなのか
互いを心配し、思う気持ちはあっても、なかなか通じないこともある。
12月に京都に行ったときに、私は娘と大喧嘩。(けっこうスッキリした)
そして、今回は主人がなにやら、しかめっつら。

振り返ってみると、私と母もそうであったのかもしれない。
親の心は親になってみないとわからない・・といわれるが、
今頃になって、うるさく注意されていた母の言葉が懐かしくありがたい。

社会の荒波に、もまれにもまれて、
人とのかかわりの中で、自身を大いに磨いて欲しいと祈るのみ。
壁にぶつかったときに、打ち破る勇気を
もって欲しいと祈るのみ。

あまりにも早く過ぎる時を、一番大切な若き時代、
悔いなく過ごして欲しいと祈るのみ。

もう、この時は、戻ってこないのだから。